元・販売員による満足度の高いお財布の選び方

昨年、「星周り的にこのタイミングでお財布を新調すると金運が上がる」と聞いたのもあり、ちょうど使っていたお財布がくたっとしてきていたので、数年ぶりにお財布を購入。どんなのがいいか、かなり検討した結果、やっぱり第一印象が良かったPRADAに決定しました。

過去にはラグジュアリー、カジュアル共にスタッフとしてお財布を店頭で販売していたこともあったのと、改めて買う側に回り、まず購入時に気を付けたほうが良さそう、と思ったポイントがありました。まとめてみましたので、お財布をお探しの方の参考になれば幸いです。

NEWお財布はきれい色の長財布 PRADAに

一年使った今でも大満足の使い心地です♥

きれいな色が好きで、小物はもともとピンク率多め。普段から好きな色がラベンダー、ピンク、ゴールドなどで、最初のほうに見かけたこのペールピンクが忘れられず。

PRADAはロゴのデザインも様々ですが、このゴールドのロゴは一番好きなタイプだったのでその点も高ポイントでした。

でも、お財布ってなかなか替えないし、迷いますよね。ちなみに、PRADAが他と違っていいなと思った点はキレイ色が豊富なところ。特に甘くないパステルとかが多くて、これは他ブランドに負けないポイントと思います。

ラベンダーに加え、エメラルドグリーンやベビーブルーなど、寒色系もたくさん♡ピンクひとつとってもローズ系、淡い系、などバリエーション豊かなのはさすがイタリア。色のトーンが群を抜いて豊富なのは「イタリアブランドあるある」です。

ブランドに惑わされないチェックするべき項目3つ

①長財布 or 2つ折り、ミニサイズ

PRADAで日本で一番人気なのは、ぐるっとファスナーでしめるラウンドタイプだそう。確かに一番たくさん入る形でもあります。私はフラップ(フタ)付きタイプの方に。これを立てて、相手側から見えないようにお札が出し入れできるところも、品があっていいかなと。

ただ、基本的に長財布は大きめ。そのため、財布自体に重さがあると、収納力がたくさんあったとしても、そのまま何気なくいろいろ入れてしまうと、かなり重たくなり、厚みも出ます。なので、サイズが小さいバッグの場合は入らないことも。

どれだけ入るかどうかも大切ですが「たくさん入れたらどうなるか」をイメージしてからの購入が賢明です。

②使いやすさをシュミレーションしてパーツをチェック

ポケットの数や、中の仕様が使いやすいかどうかも重要なポイント。コインケースの部分のマチがあまりなかったり、ポケットの数は多くても、ぎっしりゆとりのないようなサイズ感だと、いざ入れてもあまり入らなかったり、ぱんぱんになることも……

実際に使うところをイメージしながら買うと、後からこれが入らない!というような事態を避けられます。

あとおすすめなのが、後ろポケット。細かいチケットや駐車券、人におつりのないように渡すお金などを一旦入れておくのにすごく便利!見た目には無い方がスマートかもですが、意外に使うので、私はこのポケットの機能はとても気に入っています。

③長くきれいに使える耐久性がある素材を

お店にずらっと並んでいるときは、おそらくお財布が一番輝いている時。どれもきれいなので、イメージしにくく見分けが付きにくいですが、きれいに長く使える素材のものを選ぶのは大事かと思います。

なぜなら、いくらハイブランドでも、素材自体の痛みは修理などでも直せないから。パーツ交換は可能であっても、素材が汚れてしまったものは修理できないことがほとんど。

そんな時は、店員さんにどういう感じの素材なのか、レザー?合皮?角が傷む?表面に傷が付きやすい?など、 このお財布はどう変化するのかを確認するのもいいかもしれません。

素材は購入してもらうために外せない訴求ポイント。また、ショップスタッフさんは、ハイブランドならなおさら自社ブランドを使っていることがほとんどで、そのブランドを愛用して下さっているお客様にも日々接しているため、状態の変化は熟知しています。

またスタッフ側からも、素材について質問されるお客様は知識がある方だな、と認知するので、納得がいくよう丁寧にいろいろと教えてくれると思います。

私もPRADAの中で似たカラーで、持った時に柔らかくしっとり馴染む牛革と、縦じまのような定番のサフィアーノレザーと迷いましたが、色に惹かれているのもあって、汚れが付きにくいと言われている後者に決めました。

そんな流れで手元にきたこの子は、新月の日にデビューさせて、夏で一年がたちますが、まだまだお気に入りです。

お気に入りのお財布があると所作も丁寧になるし、気分も上がるかも!? 

ぜひ参考にして見て下さいね。