60代でもピンヒール!カリーヌ・ロワトフェルドのブレないフレンチシック【スタイルのある人】

いつまでもクール&セクシーなカリーヌ

先月届いた、3/23発売の新しいCR bookをこのSTAYHOME期間に改めてじっくり読み返してみました。その雑誌を作っているCarine Roitfeld(カリーヌ・ロワトフェルド)さんは、そうそうたる肩書もですが、とにかくいつでもクールでセクシーな装いがブレず、カッコイイんです。

2016年にユニクロとコラボされたときは、驚いたとともに速攻買いに走りましたw。

最近、お仕事でも大人のファッションについて考える機会が多いのですが、彼女のスタイルを思い出すたびに、日本の女性でももっと自由に、自信を持って、攻めの姿勢であってもいいんだ、とヒントをもらえます。今回は彼女について、書いてみたいと思います。

ずっとクール&セクシーでブレないカリーヌ・ロワトフェルドのスタイル

フレンチヴォーグの元編集長を長年務められたという肩書もですが、Carine Roitfeld(カリーヌ・ロワトフェルド)さんといえば、ブラック、タイトスカート、ピンヒールというイメージで、セクシーでクールなスタイルが印象的

そしてスゴイのは、そのベースが何十年変わっていないところです。お孫さんもいらっしゃるのに、変わらずピンヒールを履いているそう!

モード誌のスナップを趣味で、それこそ20年近く見てきた身ですが、カリーヌさんのスタイルはすぐに分かるし、他の人ともかぶらないのは、トレンドよりも自分のスタイルを重視されているからかもしれません。

しかもあまり凝っていないように見えるワンレングスのヘアや、ダークなアイシャドウを使ったメイクなど、基本となる要素は変えつつ、そのシーズンに馴染むようアップデートしていって、それを何十年と今もキープしているのがスゴイ……!フランス女性ならでは、なのでしょうか。

だってそれを着こなす体型や雰囲気を維持する努力も影にはあるだろうし、「もう○○歳だから」と自ら自粛する風潮が多い日本とは、真逆の姿勢ですが、そのブレなさが素敵だなと刺激をもらえます。

いつでもクール&セクシーなカリーヌがつくるCR Fashion Book

Carine Roitfeld

10代から20代は、写真がすごく好きで、特に洋雑誌や海外の写真集を読み漁っていました。

でもだんだん印刷物である雑誌が減る時代になってきて、あれほど好きでも、じっくり写真を見時間はやっぱり減ってしまっていました。

逆にオンライン経由で情報がとっても多く、手軽に手に入るようになった今、カリーヌが自身のイニシャルを冠した、このCR fashion bookを見ていると、一枚の写真にいろんなものが込められていて、真剣に写真を見つめていた時代のことを思い出させてくれます。

過去に4号発行されていますが、中でもジジ・ハディッドが表紙の第1号目の中のスティービー・ニックスの対談は、すごく嬉しい企画でした。Fleetwood Mac のDreamsは今でも大好きな曲です。

最新号は、シェールとキムカーダシアンとナオミキャンベルの共演でめっちゃ豪華! 日本では絶対見られない組み合わせですよね。読者に寄せてこない企画って、何を見せてくれるんだろうっていう期待感もあるので、今では貴重ですよね。

ユニクロ×カリーヌのコラボも復活に期待

 カリーヌ・ロワトフェルド
ノーカラーのジャケットはVネックとクルーネックの両方とも今も大切に着ています

そんなカリーヌさんも、数年前にユニクロとコラボしたアイテムを発表されています。確か2シーズンぐらいあったような気が…??

ラインナップは見事に、ブラックまたはヘビ柄やクロコ柄ばっかりだった記憶が。そして、タイトスカートやブラウスなど、どこからどう見てもカリーヌさんらしいコレクションでした。

普段黒をあまり着ない(似合わない泣)身としても、デザイン的にもヒールを合わせて、気合を入れて着るようなアイテムが多く、なかなか普通にしていたらハードル高めのアイテムだったけど、でも絶対何か欲しい!と思って、ノーカラーのロングジャケットと、同じくノーカラーのクルーネックのジャケットの2枚を購入しました。

カリーヌはいつだってかっこいい
UNIQLO×Carine RoitfeldのシルエットがきれいなJKは今でも活躍中

でも、その後何度かトライした断捨離も余裕でくぐり抜けるほど、なんだかずっと大事にしたいアイテムなんですよね。

上の写真のように、モノトーンでまとめたい時にもぴったり。ラインがきれいで「攻め感」を感じるし、ほっこりしないところがとっても好きです。

カリーヌさんとのコラボ、また復活してくれないかな……とひそかに期待しています。

「マドモアゼルC ファッションに愛されたミューズ」という映画でもその雰囲気を感じることができるし、この感じって日本ではまずお目にかかれないスタイルだと思うので、もし興味がある方がいたら、このStayhome期間中にもぜひ!おすすめです。

5年先、10年先にしたい装いについて考える、いい機会になるかもしれません^^