
「あなたは可愛くないし、これからも可愛くはならない。でもそんなことは問題じゃない、だってあなたにはスタイルがあるから」
これは映画「アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー」の冒頭に出てくる、アイリスが昔言われたという言葉です。
私はこの映画が大好きで、ふと秋を迎える前にまた観たくなって。改めて観ても、学ぶところがたくさんありました!
あと個人的には細くて、若い頃洋裁を習っていて私にドレスなども作ってくれて(!)のちに家具の会社を興して(!)農業も合わせて頑張ってくれていた、もう亡くなった私のおばあちゃんにも少し似てる…
学ぶこと大切なことがたくさん詰まっている映画

「35歳過ぎると、服装に迷う」という声もちょくちょく聞きますが、実際になってみると、その感じ、分かる気がする。あと、季節の変わり目って特に、ファッション……どうしよっかなってなる方も多いのではないでしょうか。
そんな時に「アイリス・アプフェル 94歳のニューヨーカー」を観てみると、迷いが飛んで、自分らしく装ったり、ファッション自体がもっと楽しくなるかも。なぜなら、94歳(当時)でも、じゃらじゃらにアクセサリーを付けて、自分らしい装いを楽しんでいるから!
「ハリーウィンストンのダイヤより、4ドルのネックレスに心躍るの」と言って杖をつきながらポップなピンク色の店内を物色する姿や、オートクチュールやメゾンものなど膨大なコレクション(結果、2005年にニューヨークのメトロポリタン博物館で大好評だった展覧会が催されるほど)をこれは○○、あれは○○、と全部ストーリーを説明しながら見せてくれる姿を見ていると、画面を通しても、本当に今もファッションが楽しいんだな、というのが伝わります。
世界を旅する、やり手の実業家だったところも注目

これは別でもうひとつ私の気になったポイント。もともとインテリアの会社を興して、ホワイトハウスの内装まで手掛けたこともあるんだとか。顧客のために面白いものを見つけて、持って帰ってくるため、世界中を飛び回っていたそうです。マーケットなどでも、開店前に行って、閉店まで残るぐらい精力的に活動されていたんだとか。エネルギッシュで、クリエイティブな姿が思い浮かびます。
あとはこの年齢になってなお切れ味するどいコメント(笑)や、若い人と一緒に楽しむ、学ぶという柔軟な姿勢を持たれているところがとっても素敵でした。
こういうところは多いに刺激を受けられるのも、実話ベースの映画のいいところですよね☺️
旦那さんのカールさんとも仲睦まじく過ごしていた
旦那様だったカールさんは残念ながら数年前にお亡くなりになったそうですが、映画の中で「子供みたいな妻と、もっといろんな冒険をしたい」とおっしゃっていたのが印象的でした。
旅先では写真係りで、映画の中に登場する時もアイリスのスタイリングでエトロのパンツを着用するなど、カールさんはアイリスさんの才能を輝かせる、スーパーサポーターだったのかも。
名言!「センスなんかなくても幸せならそれでいい」
アイリスさんは90代なのでやっぱりお顔はシワが目立ちますが、じっと瞳を見てみると、その年齢とは思えないほど瞳がキレイできらきらしていました。やっぱりいくつになってもワクワクすること、情熱を傾けられることがあると、そういう風にいられるのかな🤔
「暗くなってないで人々を笑顔にしたい」
「センスなんかなくても、幸せならそれでいい」
名言!自分らしく装えていて、気分がいいならそれで十分、というような、いかにもニューヨーカーらしく、心に響く言葉です。ぜひ秋の夜長に見てみてほしい映画です♥