言いたい事をバシッと伝えるのが苦手な方にも効く!「アウトプット」はメリットだらけだった

話すのが得意な方と、聞くのが得意な方といらっしゃいますよね。私は後者です。生まれもってののんびりな性格(よくのろまと怒られていた)か、人の話は最後の「。」まで聞きなさいと叩きこまれて育ったせいか、ただ頭の回転が遅いのか(泣)?

それでも大人になって、目標をもって行動するとなると、それなりにうまく伝える力がないと……と力不足を感じていた昨年。導かれるように出会った本が「アウトプット大全」でした。

結果、わりと知らないことが多くて目からウロコ…!!だったので、実践しはじめたことや、自分への覚え書きも含めてシェアしていきたいと思います。

人は知っただけで分かったつもりになりがりみたいです。大事なのは自分から外に出すこと、だそう。

インプット=読む、聞く/ アウトプット=話す、書く、行動する

私もそうですが、何かで読んだり、新しく物事を知ると、分かったつもりになりがち。実際には身に付いてないことも多いな、と多々、感じます。

インプットとアウトプットの黄金比率は3対7 アウトプット多めが正解

インプットのみでは頭の中が変化するだけなので、それをアウトプットしてはじめて現実に変化が起こるそうです。自己成長はアウトプットの量で決まるので、ずっと教科書を読んでいるより、どんどん問題を解いてみよう、ということですね。

ここで思い当たる節がひとつ。私はいいなと思った本を読むたびに「読書メモ」を付けていて、読んだ日付と本のタイトル、著者と、ビビッと来た内容を簡単にメモしています。

でもそれでも数年ぶりに見返すと、なんと忘れていることも多々あって、愕然としたことが…これ、似たような本毎回読んでも時間の無駄!?とびっくりしました(泣)

書き出すところはまでは良かったと思いますが、おそらく、その後定期的に見直したりしていたらもっと良かったのかも。具体的には2週間に3回反復すると、物事を忘れにくくなるそうです。

アウトプットすることで得られるメリットとは

アウトプットって聞くと、何か発信好きの人特有のことみたいに聞こえますが、実はインプット(読む、聞く)ことを、アウトプットすることで、

記憶に残る/行動が変わる/現実が変わる/楽しくなる/自己成長する/結果が出る

というメリットが得られるそう。意識の持ちようで現実を変えられるし、さらには人とのコミュニケーションにも使えるようです。

コミュニケーションに役立つ正しいアウトプット法

「コミュニケーション力が大事」ってよく言われますよね。私自身も身に付けたいし、子供たちにもぜひ見に付けて欲しい力…!と思っています。

そしてそれには、「より正しくきちんと想いが伝わる方法」があるのだとか。

気持ちを大切に!「なにを話すか」より「どう話すか」が大切

分かりやすい例としては結婚式のスピーチ。上手く話そうとすると緊張して、原稿をきちんと読むことに集中してしまいがちですが、どんな気持ちを伝えたいか、を頭において話すと、気持ちが伝わりやすい。

これはビジネスシーンでも応用できそうですし、コツをつかめば自然と出来るようになりそう。その域までたどり着きたい…!

ほめる時は「強化してほしい行動」を褒める

これ!個人的に子育てにも取り入れられそう、と強く共感したのですが、例えば

「100点とってえらかったね!」ではなく「毎日一時間勉強してえらかったね!」がいいんだそう。子どもの年齢でも響きそうだし、これは忘れずに実践したいと思っています。

また、「○○さんが喜んでいたよ!」というような、他人や組織への貢献が絡んだ褒め言葉は、承認欲求に効果ありなんだとか。何度言われても「褒めすぎ」とは受け取られず、効果があるそうです。これもまた、子供たちにも分かりやすそうなシンプルさで、この本で知ることができて良かったな、と思っています。

これは避けて!ダメな叱り方

逆に、叱る時は修正してほしい行動を指摘して伝えるのがコツなんだとか。感情的に怒りをぶちまけるのは完全にNGだそう。なんとなく、分かる気がする…!

そして、先にダメ出しをしてしまうと、どうしても人間、その後の内容が頭に入らなくなるんだとか。なので、「最近毎日頑張って勉強してるね(褒める)、でも忘れ物が多いのはダメだよ(叱る)、気を付けてね)の流れがベストなんだそう。

インプット&アウトプットに加えて大事な「フィードバック」

インプットとアウトプットを繰り返すことにより、成長していけるのですが、もう一点、大事なのはフィードバック。

アウトプットしたことによって得た結果から、反省点や改善点を洗い出し、方向修正したり、イマイチだったことは原因究明すること。そして、それを次に生かしていくこと、が大切だそうです。なぜうまくいかないのか?を放置したままにしないことがポイント。

こう聞くと、シンプルで基本的なことに聞こえますが、その簡単なことをずっと続けていくことが、なかなかできないことなのかもしれませんね・・・!

140文字で想いをまとめるTWITTERも効果あり

まずは読んだ本、映画の内容を140文字と文字数が限られているツイッターなどにまとめて、つぶやき続けていくことなども効果があるんだとか。

自分を振り返ってみても、確かに読書は好きだけど、3対7と言われるほどの発信にはぜんぜん追いついてないな〜、と思ったので、今後、これまであまりやったことのないツイッターも、ぜひ活用していきたいと思います!↓↓↓↓