おばあちゃんの知恵袋!?簡単に洋服のシワを取る方法
このブログでもたびたび登場しているサテン素材のアイテム。他にもとろみ素材のものやリネンなど、シワががっつりつくとちょっと着られない……というアイテム、ありますよね。
もちろん丁寧にアイロンがけをすればシワは取れるのですが、あて布をしなきゃいけなかったり、完全に乾いてしまった後は頑固なしわになって余計に時間がかかったり、ワンピースなど面積が大きいものだともっと大変……と、少々面倒に感じてしまうことも(ダメだけど)。
そんな時に、ほぼ無料でできる、超簡単なしわ取り方法があったので、今回はそれを実践してみました。たまたま知ってからは、目からウロコ。とりあえず「無料」しかも「ついで」にできるのが素晴らしい!結構な頻度でシワケアに取り入れています。詳しくご紹介していきます!
前日、お風呂を溜めるとき湯気に当てるだけ!ついでにできるシワ取り方法
まずは大好きなサテン素材のアイテム。つやんとした生地が魅力的ですよね。ですが、シワがついてしまうとその良さは間違いなくガタ落ちします。
例えばキャミソール型のサテンワンピース。一瞬畳んで置いてあったものを広げてみると……
クローズアップで見るとまあまあやばめ。
サテンのアイテムはお仕事用じゃないし、服装の自由度が高い時=数少ないオフの時でないと着られないのに、
いざ着るチャンスが巡ってきたときにこの状態では、どーやったって着られない!泣
そんな時、ぜひ一度試してみて欲しいのが、「お風呂を溜めるとき、浴室の中に吊るしておくこと」です。
前日の夜、「明日はコレ着たいんだけど~!」というタイミングで実行すれば、間に合います!
浴室の中で効率よくシワとりする3つのコツ
本当にこれだけのシンプルな内容なので、コツというほどではないんですが
①湯舟にお湯を溜める時の湯気によく当たりそうな場所に吊るす
例えば広ーい浴室のドアのところにかけておいても、湯舟が遠すぎて、そこから出る湯気にはあまり当たらない……というとそもそも効果が出にくいので、湯気が当たりそうなところに吊るすのが大事です。
おすすめはシャワーをかける場所を上手く使うこと。
頭上でシャワーを設置しておく場所って何かしら突起があると思うので、その辺りを上手く使って、なんならS字フックを足したりして、なるべく湯気に当たる場所に吊るしてみて下さい。
ただ、知らない間に洋服がお湯の中にポチャンと落ちてしまっては大ダメージ! 元も子もないので、しっかりホールドさせ、安定感がある吊るし方をするのもポイントです。
②お湯を溜める間だけ、換気扇を切ってスチーム度アップ
お湯を溜める時間といえば、個人差はあれど、せいぜい20分ぐらいでしょうか?
その間は換気扇のスイッチをオフにしておいて、湯気で完全にモワモワっとした状態にしておくと、より効果が出るようでした!
③洋服を吊るしておく保管場所をキープ
さて、①②で程よく湿ったアイテムに次にすることは「乾かすこと」。
自然なスチームで湿っている程度なので、どれだけやったとしても、おそらく水がしたたるようなことはないかと思います。
流れとしては、
1. お湯を溜める間に洋服を湯気に当てる
↓
2. 取り出してどこかに吊るして置き、その間にお風呂に入る
という流れになると思うので、この2の場所はしっかり確保しておくのがポイントです。
季節のいい時なら外でもいいかもしれませんが、大体お風呂に入るのは夜が多いと思うので、夜間に吊るせる場所というとやっぱり室内ですよね。
室内でも比較的、通気性がよいところに吊るせる場所を確保しておくと、湿った洋服を持ったまま、右往左往しつつお風呂も冷めてしまう、という時間のロスを防げるので、この3点だけチェックしておくとスムーズです。
30分ほど浴室に吊るし、その後一晩乾燥させた結果…!
さて、上記の方法でやってみて、どうだったかというと……
じゃーん!先ほどの写真のワンピースがこれぐらいまでに回復しました。
これは一切プレスなどもしていなくて触っておらず、乾きそうな通気性のよい場所に一晩吊るしておいただけ。
本当に無料&ついでにやっただけで、ここまで効果が得られるのはすごーくありがたく、その後も気になるアイテムがあればちょこちょこ実行しています。
「今日着たアレ、シワとっておかないと…」と思いながら数日経ってしまうようなことがなくなるので、心もクローゼットもスッキリ!
私は最近焼肉に行くことがないので実践していないのですが、焼肉のニオイが付いてしまった衣服のニオイ取りの応急処置に効く、という噂も…。
うまくシワが取れると、嬉しくなってハマってしまう、超簡単しわ取り法。ぜひ試してみて下さいね!